テンジノミカタ。
そういえば、で、恐縮です。
文字の展覧会なのですが「書」とは異なります。
意味があって、経験があって、対峙するものがあって、季節があって生まれたきた
言葉の数々。
月に1作品を12ヶ月かけて作っていったので、
姿、かたちもバラバラです。
ですので解説書?ガイドがありまして。
なぜ、その文字を選んだのか、その言葉を描いたのかという
私が文字と出会うストーリーを入れてみました。
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たとえば、
2月の「立春大吉」の文字…
昔から、この呪文のような四文字は不思議と思っていました。2月3日は節分で、翌日が立春。(節分とは季節をわけるという意味です。)1日で一瞬にして春と成る。文字のカタチは「左右対称」。鬼が家に入ったはずが、外にでてしまったと間違えて出て行ってしまうという、札はまさに文字による術と思います。呪術といえば、岡本太郎さんと河井寛次郎さんが頭に浮かび上がってきました。 どちらも炎のようなイメージ。これを短冊にしましたら、やはり呪術的な作品となったのは、満足なところです。
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といった感じです。漢字です。
毎月イメージは異なるので、文字も違う雰囲気になるのです。
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和菓子の文字もまた、その商品の特長や、お店のイメージを文字にします。
文字は、文字にあらず。絵であり、記号であり、祈りであり。キーワードでもあって。
ゆらゆら。
あ!
ギングリッチさんのサイトにも
紹介されてます!
ご覧くださいませー!おしゃれー!
http://gingrichinc.net/
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